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2008/03/13 協議会ニュース

第3回技術研修会「田んぼダム研修会」について

○平成19年度 第3回技術研修会が開催されました
  とんぼの未来・北の里づくり対策北海道協議会の支援活動の一環にあたる技術研修会として、「田んぼダム研修会」を平成20年3月7日(金)、当別町白樺コミュニティセンターで開催しました。

 講師には、財団法人北海道農業近代化技術センター 農業農村環境研究所 野本所長にお願いし、「田んぼダムの効果と取り組み」と題して講演していただきました。

 水田は作物を生産する他に、大雨時に雨水を一時的に貯留し、下流への増水を和らげる機能を有しています。このように雨をダムのように貯める機能を「田んぼダム」といいます。その機能を発揮するためには、畦畔の補強・嵩上げや大雨時に水田からの排水を、調整する等の地域ぐるみの取り組みが必要なことから、地域の取り組み内容の検討を進めるための参考となるようにこの研修会を企画しました。この「田んぼダム」は、本対策の農村環境向上活動(水田の貯留機能向上活動)に位置づけられており、平成19年度採択された476地区のうち47地区において取り組んでいます。

 受講者は、恵庭市・当別町の活動組織を含め関係団体から70名の参加がありました。
 意見交換会では、「田んぼダム」に対する全道アンケート調査結果を基に受講者にもアンケートを書いてもらい、地域ぐるみの取り組みの参考にしていただきました。

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